二胡デンペンにドーハクテープ

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二胡の防磨角片、日本で「デンペン」と呼ばれる部分は、弾くたびにすり減っていき、放置しておくと弓竹が直接蛇皮に当たって傷つけてしまうことになるので、そうなる前に交換しないといけません。デンペンは「垫片」(dian4 pian4 ディエンピエン)から来ているのかなぁと思います。

このデンペンを交換するにはナイフやハサミを使って丁寧にデンペンを剥がしとって、残った接着剤をきれいに取りきり、そして新しいデンペンを楽器にフィットするよう美しくカットして、ばっちりココ!というところに貼る、という工程になるのですが、少々めんどうです。

デンペンが磨り減るのを遅らせるために「医療用テープを貼る」、というのが中国から伝わって広く一般化した技なのですが、白くて見た目が落ち着かないし(元々白いデンペンも多いですが)、何よりも運弓のときに若干抵抗を感じて弾きにくい、という問題があります。テーピングが擦れてやぶれると、接着部分が出てきてしまい弓毛や弓竹がべたついてしまうのも嫌ですよね。

教室や雑誌などで見聞きしますと、実に色んな人がおられます。セロハンテープを貼る、クリアファイルを切り取って貼る、アルミホイルを貼る、ステンレス板や銅板を切り曲げして貼る、コンクリート吹きつけスプレーをかける!、靴の牛革を貼る!!逆の発想で弓竹全体をビニルテープで巻く!!、などなど。二胡マニアの皆さんの想像力は見聞きするにつけ大変参考になりますし、作業姿を思い浮かべると笑えるほど面白いです。

さて、自分のデンペンもそろそろ薄くなり、交換すべき時期に来ています。そこで交換がめんどくさいなーどうしようかなーと思っていたらピンと来たものが有ったので、先週末、海老名最大級!(ローカル)ホームセンター島忠へ行ってきました。三歳の息子に「お父さん何やってんの」と突っ込まれながらそこでゲットしたものは、「銅箔テープ」。金箔でも銀箔でもなく、銅箔のテープです。記事の写真は実際にこのテープを貼り付けて暫く弾き込んだ後のものです。(アマゾンにもありました→ニトムズ 銅箔テープ

ハサミで簡単に切れますし、テープになっているのでそのまま貼り付けられます。ミリ単位で折り曲げられるのでデンペンの縁までカバーできますし、ペラペラなので完全にフラットでは無い部分にもフィットします。たくさん弾くと擦れる部分に変色は有りますが、耐久性は当然医療用テープより高いし、何よりも運弓にほとんど影響しない点が気に入りました。ちなみに、売り棚の隣にはアルミテープが置いてあり、これも使えそうだなぁと思いましたが(安いし)、なんだか銀々ギラギラしていて、二泉も江河水も弾いていられないなぁという感じでした。銅色のほうが好みです。

銅が弓の馬毛に何か影響があるとか、竹との摩擦で有毒ガスが出るとか二胡が燃えるとか(まぁ無いと思いますけど)、銅の事は全く知らないので「おススメです!」とは書けませんが、使用感は想像以上にとても良いし、記事として面白いかなぁと思ったので投稿してみました。デンペン周りでお悩みの方はどうぞご参考に…♪

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